ブリスボックスってこんな箱 

    

1 ブリスボックスの構造

1枚のボディブランク(ラップピース)と2枚のエンドパネル(サイドピース)から構成され、これらのシートを糊付けし箱を構成します。

2 ブリスボックスの特長

2.1 包材の節減が出来ます

A式ケースのようにフラップの重なりが無いために使用する包材面積を減らす事が出来ます。 節減量は箱l寸法によりますが、開口部が広い浅い箱の場合は10~20%の節減が見込めます。

2.2圧縮強度がアップします

箱の4隅が2重になるために強度がA式ケース比べ目安として10~20%程度圧縮強度がアップします。さらにダブルフランジ方式(内側にさらに糊付けフラップを設ける。)により隅を3重にしさらに強度をアップする事が出来ます。

2.3シート材質を組み合わせ材質ダウンが出来ます

強度がアップした分ラップピースとサイドピースのどちらかの材質を落としコストダウンが可能となります。オールAB段の箱をラップピースをA段としサイドピースをAB段とするなどの組み合わせが可能となります。

2.4底面がフラットなので安定性が良くなります

A式ケースの底面はフラップが折り込まれるために段差があり底パットが必要な場合もあり、底抜けが発生しますがブリスボックスはラップシートが1枚のため底抜けしませんし、底面が平らなので底パット不要で箱内に入れる製品が安定しやすく、箱自体を段積みした時に安定します。

2.5接着にて3ピースの段ボールを箱にします

接着はホットメルトを塗布後圧着して接着を行ないます。輸出向けの場合にはホットメルトとコールドグルーの併用の接着をお薦めいたします。

 

2.6用途

液体用ケースに最適で、酢・醤油・調味量・液体肥料・現像・定着液・医薬品、ワックスなどに使用されているほか、建材・ボルト・自動車部品の箱等重量物に使用されています。

 

3 ブリスボックス製函機

 

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