紙製ハニカム
紙製ハニカムの説明
2枚の紙を半ピッチずつずらして重ね合わせ, 展張する事によりハニカム構造を構成し両面にライナーを貼合しハニカムパネルとします。 紙製なので軽くて、強度があり、リサイクルのできるパネルです。
紙製ハニカムの特徴
軽量 | 例えば170gのライナー紙を使用して厚さ15mm、1㎡のパネル重量は約1kgです。 |
高強度 | 平面圧縮強度テストでは1㎡当たりの耐圧は約30t(t=30の場合静加重) |
リサイクル | ハニカム材料の原紙はヴァージンパルプを使用しています。廃棄時に製紙原料として再利用しやすい工夫がなされています。 |
断熱性 | ハニカム状の空気層が断熱の役割を果たし、 温度を保つことが出来ます。断熱・省エネ効果も期待できます。 |
省資源 | 紙を使用してリサイクル化できるため、過度な製品の生産・ 消費を抑制しエコ活動に貢献します。 |
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パネル
軽量で丈夫んなことからビジネスにそして実用性を生かして趣味に様々な分野でお使いいただけます。カッターナイフを使って直線・曲線など簡単に切断でき、処分にもリサイクルできることで 処分する際にも面倒はかかりません。
実用例)
展示会や文化祭などの装飾・広告ボードに
クラフト工作 机・椅子・ラック・家具などの材料に -
パレット
紙製パレットでありながらパレット1枚当たり18t(□1100ダブルデッキ2方差しパレット)の静荷重に耐えることができます。またパネルがハニカム構造体特有の密閉された多くの小部屋を持つ構造となっているので、パネル内部に湿気が通りにくいことから、高温多湿の環境に長時間放置しても圧縮強度があまり低下しません
シングル2方差 ダブル2方差 ダブル4方差
軽くて
丈夫
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緩衝材
発砲スチロール材と同じように色々な形状に成形・加工できます。 発砲スチロール材は衝撃吸収はもつものの材料としての強度はほとんどありませんが ハニカム構造材は衝撃吸収力と材料としての強度を併せ持っています。 応用例として、コンピュータ部品、自動車部品などの輸送用緩衝材に使用されます
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ハニカムコア・パネル
現在のハニカムセルサイズと表面ライナーの仕様を表に示します。 この中からお選びください。
【コアサイズ】 ライナー紙 C180g ライナー紙 320g セルサイズ(インチ) セル高さ(mm) セルサイズ(インチ) セル高さ(mm) 1/2 12.7 1/2 12.7 1/2 15.0 1/2 15.0 1/2 25.4 1/2 25.4 1/2 30.0 1/2 30.0 1/2 45.0 1/2 45.0 パネルの長さ・幅の仕様を表に示します
この範囲からパネル寸法をご検討ください。【パネルサイズ】 パネル長さ パネル幅 最小長さ(mm) 最大長さ(mm) 最小幅(mm) 最大幅(mm) 870 3000 1040 1150 カット品については寸法は別途ご指定ください。
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用途
紙製ハニカムの用途